後醍醐帝の第11コウ  フトコロ リョウ オヤ オウ (かねよし、かねなが) 元徳元年(1329年)? - 弘和3年(1383)
南朝ナンチョウ年号ネンゴウ 西暦セイレキ アシ   アト  
元徳ゲントク1ネン 1329   フトコロリョウ親王シンノウ誕生タンジョウ
延元エンゲン1年 1336 吉野ヨシノシュツタツキュウシュウ目指メザ チチ後醍醐テイの命により征西大将軍に任命され、五条頼元親子ほか                                                                    藤原孝範ら12名の従者に補佐されて九州を目指して吉野を出立
京都キョウト紀伊キイ讃岐サヌキ経由ケイユ
  1339 伊予忽那島クツナ到着トウチャク、忽那島で3年間ネンカン 熊野水軍の援助を得て伊予忽那島 宇都宮貞泰の処に滞在。
興国コウコク3ネン 1342 伊予イヨ忽那島を出発シュッパツ日向ヒュウガ薩摩サツマ山川ヤマカワ到着トウチャク 宇都宮貞泰と共に九州へ上陸し
    薩摩の谷山タニヤマ隆信タカノブの谷山城で (5年間ネンカン  
正平ショウヘイ3ネン 1348 肥後ヒゴ葦北アシキタ宇土ウド益城マシキグン御船ミフネシロ 菊池武光や阿蘇惟直に擁立されて
    肥後菊池武光タケミツ菊池キクチシロ、、肥後の隈府城に 肥後の隈府城に入り、征西府を開いて九州キュウシュウ経略ケイリャク開始カイシ
正平ショウヘイ8ネン 1353 針摺原の戦い(ゲン福岡県フクオカケン太宰府ダザイフ)に勝利ショウリ 菊池武光、赤星武貫、宇都宮貞久、草野永幸ら南朝方が、少弐頼尚傘下の北朝方を破る
       
正平ショウヘイ10ネン〜     セイヘイ13ネン 1355   〜   1358 豊後国攻略のため日田ヒタ、玖珠 由布 狭間を経て豊後 府中へ 懐良親王カネヨシ 日田へ向けて出発
速見郡 大神から豊前国宇佐 城井へ 大友氏時や宇佐大宮司らは親王軍に降参
筑前国植木ウエキを通り博多に進攻 懐良親王 宇佐宮に白鞘入剣(国重要文化財)を奉納。
  藤原フジワラ孝範タカノリ豊前大家郷ブゼンオオヤゴウ大江オオエゴウ ゲン中津市ナカツシ郷司ゴウシ補任ホニン大友氏オオトモシ目付メツヤクとして、丸山マルヤマシロいた。
  大友氏時は間もなく離反し高崎城に篭城
正平ショウヘイ14ネン 1359 筑後チクゴガワ合戦カッセン(大保原の戦い ゲン福岡県フクオカケン小郡市オゴオリシ)で勝利ショウリ 直冬方から幕府に復帰した少弐頼尚傘下の北朝方を破る (直冬ナオフユ長門ナガトへ)                                                                                                                                                   
正平ショウヘイ16ネン〜     文中ブンチュウ元年ガンネン 1361〜   1372 大宰府征西府を開き 九州の拠点である大宰府を制圧する
1367ネン良成ヨシナリ親王シンノウシン征西セイセイミヤユズ  
以後十余年、九州を統治した。  
健徳ケントク2ネン 1371 今川了俊に攻略され太宰府を撤退。 足利アシカガ将軍ショウグンは今川貞世(了俊)を九州探題に任命し派遣する。.彼は慎重な作戦をたてながら北朝勢力の回復をめざし、   次第に大宰府包囲網を形成していった。
     
文中ブンチュウ元年ガンネン 1372 三井郡ミイグン高良山から肥後の菊池に撤退テッタイ 九州探題今川了俊により大宰府を攻略され懐良親王は三井郡高良山に陣した
天授テンジュ元年ガンネン 1375   良成親王に征西将軍を譲り
    筑後チクゴ八女ヤメグン星野村ホシノムラ  
弘和コウワ3ネン 1383 筑後チクゴ八女ヤメグン矢部ヤベ 3月27薨去
    明治に至り宮内庁クナイチョウは肥後八代郡宮地村(熊本県八代市西松江城町)を墓地と認定し、同地に創建された八代宮に祀られた。