テキスト ボックス: 奥平 昌鹿　(まさか) 延亨１年〜安永９年 （1744−1780）　 　　 豊前中津藩３代藩主。父昌敦が34歳の若さで亡くなったためわずか14歳で藩主となりました。国学を賀茂真淵から学び、在職中、文化面で卓越した面を見せ和歌　絵画に親しんでいます。また「解体新書」を著した 前野 良沢 の蘭学学習を積極的に支援しています。蘭学研究や儒学を保護する傍ら、郡村税法の法令集を編纂するなど藩政にも力を入れた。彼は良沢のことを蘭化「オランダの化物」とひやかしたともいわれています。一方、彼の治世の時期に 池大雅 が 自性寺 (奥平家の 菩提寺)に滞在し多くの作品を残しています。現在その作品は自性寺の 大雅堂 に多数残されています。政治 経済面でも賢君と称されています。